長浦倉庫の裏手丘陵に構築された地下壕。主に一課の軍需品（兵器関係）を格納していたものと思われる。
壕は碁盤上に構成され、開口部付近は幅2ｍ程度であるが、奥は4ｍの広い空間が構築されており、収容力はかなりありそうである。
素掘りであるが、崩落、浸水などの場所はなく、比較的良好な状態である。奥部に１箇所コンクリート巻き立ての部屋Gが造られている。
上部への抜け穴Iがあるがここは崩落している。
水雷学校にも隣接しているため、その防空壕としても使われたであろう。
また、丘陵中段の平場に貯油タンク（推測）があるが、その裏手にも地下壕が掘削されている。
@開口部に向かう通路。
幅2ｍ高さ2ｍ
A両側に溝が刻んである
B水槽が設置してあった
C幅4ｍの壕
D壕の大きさの違い。
倍である
E壁の溝に木材が渡されて
いる
F開口部。土嚢で塞がれて
いる
Gコンクリート部屋。
3.5ｍ×7.5ｍ
G部屋奥の角に掘削の跡が･･･
Hこの辺り階段状に接続している。
I上部へ抜ける通路。途中崩落
@地下壕開口部
A入口部分がコンクリート造
Bこの先は素掘り
C最大の部屋8ｍ×3.5ｍある
兵員棲息部か
D5ｍ×4ｍの素掘りの部屋
E3.5m×3mの部屋
F通路。右手はE部屋の入口
G抜穴。出た先はタンク