横須賀海軍工廠会計部材料課に所属する雑品倉庫で、工廠で使用する原材料や部品、衣食住に関する物資などが保管されていた。
このような倉庫はほかに駒ケ作や衣笠、また横浜や鶴見にもあった。大戦末期には横浜、鶴見の倉庫は空襲により破壊されたため、疎開物資の重要な倉庫となったようである。また、空襲から物資を守るために、数棟の倉庫が間引き解体されるとともに、横穴式の地下倉庫が東側に9本、西側に5本構築された。内部は素掘りで、増減はあるが凡そ高さ4m、奥行き15m、幅4mである。
幸いにも鴨居倉庫は空襲を免れ、戦後、鴨居小学校に転用された。その後、北側敷地に鴨居中学校が建設され、現在は、鴨居地区の学校施設に変貌した。