E油壷公園周辺詳細


地下壕配置図(2004/5、2022/2調査)
油壺公園の2カ所空のき地の周囲に地下壕が構築されている。海から遠い壕もあるので、海龍格納のほかに魚雷庫、燃料庫、発電施設など様々な目的で造られたのであろう。 @壕の周囲は未調査のため、まだ地下壕がある可能性がある。
C壕は、壕口の掘割とこれから掘削前の岩盤の状態である。反対のH壕は奥行5mばかりで止まっているが、貫通させる計画なのであろう。同じようにE、F、G壕も接続しているかもしれない。(内部は調査不可)
また、この辺りは水が出やすい地形なのか各壕とも内部には水がかなり溜まっている。
地下壕以外何の痕跡も残されていないが、この周辺には兵舎をはじめ様々な施設が存在していたと推測される。

@壕:ガラクタが投げ込まれている。
現在入口に小屋が建てられている。

A壕:入口は崩れて半分程度埋まって
いる。開口部の縦横4mほど。

B壕:2号洞と同規模である。

C壕:これから掘削せんとする岩盤

D壕:ブロック塀で閉塞されている。

E壕:同様

F壕:開口部はブロックで閉塞されて
いるが、 数m先にまたブロック塀。

G壕:ブロックで閉塞されているが最大
の大きさ。

D壕:塞がれていないが水没している。

H壕:8割がた埋没している。奥行5m程。

I壕:緑に苔むし美しい。

I壕:内部、湧水している。

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