城の台と書いて地元では「しろんだ」と呼ぶ。郷土誌によると、この台地の全域に高角砲2基、レーダー1基、洞窟式の
弾薬庫、兵員室、指揮所などが築かれたという。終戦後、米軍に破壊され、持ち去られたと記載されているが、
海軍資料ではその存在を確認できていない。警備隊ではなく軍需部管轄の砲台なのであろう。
古写真では、田浦駅と国道下り線の間の丘陵上にそれらしきものが見える。
なお、道路が「の」の字のように1回転している「のの字橋」という有名な場所があるが、この面白い道路も
この砲台の軍道として築かれたとされるため、間違いないだろう。