<現状>
大東亜戦争終結時は、15センチ砲塔加農2基4門の現役砲台であったが、占領軍に破壊され、そのまま現在に至っているものと思われる。
空中写真によると、中央突角部と左翼端に観測所、右翼端と左翼中央部に電灯所がある。左翼に4基の砲座が綺麗に残っているが、第三砲台と呼ばれた昇降砲架28センチ榴弾砲4門砲座、また15センチ砲塔は、突各部の破壊された部分に存在したものと推測する。
戦後、釣りのメッカとして愛されていたようだが、現在は、国有地として立入禁止となっており、不法侵入以外に内部を伺い知ることはできない。