綾瀬神社(綾瀬市戦没者慰霊堂)

軍事遺物

「綾瀬神社」とは相模野海軍航空隊(第一と第二を合わせた)の隊内神社である。場所は第二の方にあったらしい。しかし、当時からこの名称であったかは定かではない。
戦後直ぐに、進駐軍による破壊を危惧したある町会議員が一時避難先として五所神社に移したという。その後、綾瀬町と相談の結果、当時の町長が深谷神社の総代を務めていたこともあり深谷神社の境内を借りられることになった。その際に政教分離の観点から社殿の宗教色ある部分は全て取り外され、覆堂の中に安置された。
隊内神社の頃は隊内の戦没者を祀っていたものと考えられるが、現在は何もお祀りはしていない社殿のみということである。
写真上:覆堂内に安置されている旧隊内神社の社殿。
写真下:現在の覆堂(地元工務店寄贈)
所在:深谷神社(綾瀬市)