海軍測点標石

軍事遺物
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夏島上に設置されていたもの。 測点とは測量において基準となる点のことであり、その位置を示す標石であろう。 海軍とあることから海軍水路部が海図製作のために、設置したものと推測される。 他所では目にしたことがなく、この1基のみの確認である。
標石には珍しく、「海軍」と「測点」の文字が横書きで隣り合う2面に刻字されている。反対の2面には何も彫られていない。頂面には十字が刻まれている。

なお、「測点」と彫られている面にはもともと「海軍用地」と刻字されていたような形跡がある。しかし、海軍用地碑だとすると土に埋まる部分にまで刻字がかかっており中途半端である。 海図製作用だとすると、測点標石自体があまり数を用意するものではないと推測される。
これらのことから推測して、海軍用地標石の作成途中のものを流用して、海軍測点標石としたのではないだろうか。