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軍用標石

軍事施設は立入禁止であることから、その場所を知らせるために種々の標石が設置されていた。特に陸海軍の軍事施設が数多く立地していた三浦半島を中心とした周辺地域は、標石や標識だらけであった。
標石の目的は境界を示すものであり、様々な種類・形状・材質であった。初期のものは御影石製が多いが、だんだんコンクリート製に変わり、その材質も粗悪になっていった。戦後にかなり撤去されたが、忘れられたように残っているものも多くある。
戦争遺跡としては脇役的存在であるが、失われた軍事施設の存在を証明する貴重な遺構である。

要塞地帯標

陸軍標石

海軍標石

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