陸軍用地標石(東京第一陸軍造兵廠十条工場)

軍事遺物

第一陸軍造兵廠十条工場の敷地標石。現在の十条台1丁目にあたり、ほぼ正方形で約12万坪の広大な敷地である。標石は敷地の東南端にあたる場所に3基のみ残されている。今のところ他の場所では見つかっていない。この3基はいずれも、比較的新しい歩道の擁壁に沿って残っているが、擁壁を削って立っているものもあり、敢えて遺しているように見える。 ここは、昭和15年に改称するまでは十条兵器製造所と呼ばれていた陸軍の大規模直轄工場であり、銃弾や信管、また双眼鏡などの光学兵器を製造していた。

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