海軍用地標石(久里浜倉庫2)

軍事遺物

海軍軍需部の久里浜倉庫一課地帯の境界標石である。現在、平地部分では確認していないが、丘陵部にはかなり残っている。25の先は久里浜倉庫3に続いている。逆に@の先は、久里浜倉庫1へ続いている。25の先はくりはま花の国園内である。
標石は、コンクリート製の角柱で、一辺は15センチ、長さは約1m(A抜かれているものがあったため判明)、側面の一面にのみ27センチ×9.5センチの長方形の彫り込みがあり、その彫り込み面に「海軍用地」と文字が刻まれている。
標石ラインの東側が倉庫地帯であり、地図上の谷戸の場所には、現在は、横須賀市のゴミ焼却場になっているが、炸填機雷庫が建っていた。
B、C標石の間と、E、F標石の間に高射機銃陣地と思われる掩体が3基確認できる。軍需部倉庫の防御用と推測される。

@
A、抜けて横倒し
B
C
D
E
F
G
H
I
J
K
L
M
N
O
P
Q
R
S
21
22
23
24
25
機銃陣地遠望。L付近から望む
機銃掩体

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