忠霊塔(八坂神社隣接地)

軍事遺物

旧中津村(昭和31年愛川町に編入)地区における日露戦争以降の戦没者、公傷死者144柱を合祀する忠霊塔。平成7年8月15日に戦後50周年事業として愛川町遺族会が建立したもの。
碑の下部に左右に黒御影石の碑板が取付けられており、戦没者の所属階級と氏名が戦役ごと、戦没順位順に刻されている。なお、この敷地には明治期の忠魂碑や慰霊碑が集められており、旧中津村の戦没者慰霊の地となっている。
因みに愛川町の残りの地区の忠霊塔は、同日、旧半原村に建立されている。
所在:八坂神社隣接地(愛川町)

(刻字)
碑正面:「忠霊塔」
下部碑板:「日清戰役(1柱)日露戰役(5柱)公傷死(1柱)支那事變(戰歿順位)(11柱)大東亞戰争(126柱) 
平成七年八月十五日 愛川町戦後五十周年事業 愛川町遺族会」