忠霊塔(半原忠霊塔敷地)

軍事遺物

日露戦争、支那事変、大東亜戦争の戦没者170柱を合祀する忠霊塔。平成7年8月15日に戦後50周年事業として愛川町遺族会が建立したものであるが、同日、愛川町の旧中津村地区にも同じデザインの忠霊塔が同遺族会によって建立されている。このことから、こちらの忠霊塔は愛川町でも、旧愛川町エリア(旧半原村、田代村、高峰村)出身の戦没者を祀るものと考えられる。
碑の下部に左右に黒御影石の碑板が取付けられており、戦没者の所属階級と氏名が戦役ごとに刻されている。
また、日露戦争戦没者7柱を合祀した忠魂碑が隣に建てられている。
(参考)愛川町の歴史
明治20年:半原村、田代村が合併し愛川村発足
昭和15年:町制施行、愛川町となる。
昭和30年:高峰村が合併
昭和31年:中津村を編入
所在:半原忠霊塔敷地(愛川町)

(刻字)
碑正面:「忠霊塔」
下部碑板:「日露戦役(7柱)支那事変(8柱)大東亜戦役(155柱)  平成七年八月十五日 愛川町戦後五十周年事業 愛川町遺族会」