横須賀海軍警備隊 横須賀地区高射隊 第二高角砲大隊 野島浦高角砲台という。
野島の山頂に構築されていた。横須賀航空隊の滑走路脇に位置する重要な砲台。砲台の地下には、大戦末期、滑走路につづく巨大格納庫が作られた。
昭和20年7月の段階で、10センチ連装高角砲2基、25粍連装高射機銃1基、13粍連装高射機銃1基。人員122名。
(横須賀海軍警備隊昭和20年7月31日戦闘詳報による)
現在、砲台は横浜市野島公園となっており、大勢の方が訪れる観光地となっている。砲台のあった山頂にはシンボルの展望台が建ち、360度のパノラマが楽しめる。遺構は全く残っていない。連装機銃を11基も備えた野島浦機銃砲台も設置されていたが場所も遺構も不明。