横須賀海軍警備隊 横須賀地区高射隊 第三高角砲大隊 佐介山高角砲台という。
佐助稲荷の西側山頂に設置されていた。
昭和20年7月の段階で、7センチ野戦高角砲が3門設置されていたが、12.7センチ連装高角砲2基が建設中であった。人員31名。
(横須賀海軍警備隊昭和20年7月31日戦闘詳報による)
現在、砲台のあった場所は藪で覆われ、建設中であった12.7センチ連装高角砲の2つの砲座跡が深い穴となって残っている。鉄筋コンクリートを打設する予定であったものと推測する。
現況概図
北側の砲座跡。砲座内から撮影。
直径6〜7m、深さ3mほどある
南側の砲座。砲座上から撮影
米軍撮影空中写真(S21.2撮影)
砲台への軍道。
砲座直下の軍道。左手の高台
に砲座がある。