新宿・番場砲台

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<概要>横須賀市長井小字新宿
番場、新宿の台地上に構築された地上砲台。横須賀海軍砲術学校長井分校は、そのまま横須賀海軍第一警備隊長井分遣隊として警備業務に就いたが、この分遣隊の平射砲台である。記録によると、番場砲台に12pカノン、新宿砲台に8pカノン(門数は不明)が設置されていたようである。 佐島砲台、長者が崎砲台と十字砲火を形成できる。

<構造・現状>
畑となり全く何も残っていない。地元の方によると写真のあたりにすり鉢状に穴が掘られその中に 砲が据えられていたそうである。砲座がコンクリートがどうかは不明。なお、台地の下に住まわれていた方のお話では、B29の襲来の際だったか1、2回発射したことがあったそうで、発射の衝撃で瓦屋根の漆喰が落ち雨が漏って困ったと話されていた。

現況畑である 二つの砲台は隣接している

平射砲台の西、荒崎には荒崎高角砲台が、南手の長浜には狙撃用洞窟陣地、そして、台地の西南には、横須賀海軍航空隊の本土防衛用の飛行場が建設されるなど海軍施設が多数存在していた。 飛行場は、戦後は米軍に接収され長井ハイツという居住地区となっていたが、返還され、現在、ソレイユの丘となり遺構は残っていないが、米軍の通信施設をはじめ、インターポールの通信施設(撤去)や航空自衛隊の駐屯地が敷地にあり、現在も軍事基地として使われている。