軍事遺物

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三浦市慰霊堂の参堂沿い、年代順に3基の忠魂碑（南下浦町、三崎町、初声村の忠魂碑。昭和30年1月1日この２町１村が合併して三浦市が誕生）が並び、その脇に、柵に囲われた台座上に一段高く、三浦市遺族会が昭和53年3月に建立した戦没者慰霊碑が聳える。三浦市全体の戦没者慰霊碑である。傍らの小碑に、建立の由来が記されている。 碑高241cm、幅110cm、厚さ16.5cm、台石29cm、台座79cm 所在：三浦市慰霊堂参道（三浦市） 「 （刻字） 碑正面： 「御製　くにのため　いのちささげしひとびとの　ことをおもえばむねせまりくる 　戰歿者慰靈碑　三浦市遺族会」 裏面： 「柳澤武□謹書　昭和五十三年三月吉日建之　三浦市遺族会　会長石渡徳太郎　 　石工　三浦市諏訪町　石六　松井貞夫」 由来碑碑文 「建碑慶讃　　 　昭和二十年八月十五日大東亜戦争が終結新生平和日本は今時戦争により陸海空に散華せる萬余の戦士の礎の上に築かれた今日の平和を後世に護継するは　国民の義務である　遺族の戦士思焦の情は建碑発願となり三浦市遺族会石渡徳太郎会長及役員の発起により茲に三十三回忌奉修法要年にあたり漸く成就す 　この大浄業落慶とともに合祀千二十柱の霊に謹しんで合掌し建碑慶讃の記とす 　昭和五十三年三月吉日　三浦市長　野上義一」