忠魂碑(三浦市慰霊堂)

軍事遺物
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三浦市慰霊堂の手前に3基集められている忠魂碑のうち右手の1基。南下浦町における日清、日露両戦役の戦没者の忠魂碑である。
建立は大正4年11月であり三崎町、初声町に先だっている。戦没者の刻字がないが、失われた台石か台座に刻されていたものと推測する。
大正5年9月、南下浦小学校に建立されたが、関東大震災で損傷、昭和5年5月に修理されたという(南下浦小記念誌)。 除幕式の写真によると当初は基壇上に台座、台石を伴った立派な碑であった。
戦後、経緯は不明であるが現在地へ移設された。碑は直接コンクリート基礎中に埋め込まれており、碑石の上部は折れたのを継いである。戦後引き倒された際に折れたのであろうか。
現在碑高270cm、幅85cm、厚さ18p
所在:三浦市慰霊堂(三浦市)

(刻字)
碑正面:
「忠魂碑  陸軍大将子爵 大迫尚敏 書」
碑裏面:
「大正四年十一月」