慰霊塔(御野立所) |
軍事遺物 |
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田奈地区における日中戦争及び太平洋戦争の戦没者の慰霊碑。 昭和37年田奈地区連合自治会の発足を契機に建設されたもので、昭和38年5月建立。昭和40年10月17日に盛大に慰霊祭が行われた。 場所は、大正10年の陸軍大演習の際に皇太子殿下が観閲されたところ(御野立所)で、大正11年建立の「皇太子殿下御野立所之跡碑」の右隣である。 長津田町126柱、恩田町77柱、奈良町37柱の計240柱が合祀されており、碑の左右にその氏名が刻まれている。因みに建立当時は港北区恩田町、奈良町、長津田町であった。 左右に2本の木標が建てられているが、文字は消えている。年忌法要の際に建てられたものであろう。 所在:御野立所(緑区) (刻字) 碑正面: 「慰霊塔 靖国神社宮司 筑波藤麿」 碑右碑板: 「日支事変大東亜戰爭戰歿者氏名 長津田 秋元博ほか125柱」 碑左碑板: 「日支事変大東亜戰爭戰歿者氏名 恩田町 松本精一ほか76柱 奈良町 井上幸陽ほか36柱 石工 座海老名町前場石材店 昭和三十八年五月 田奈慰霊塔建設委員会建之」 |