東郷元帥記念公園

関連遺物

東郷平八郎元帥の私邸跡につくられた公園。東郷元帥の名声により周辺には東郷の名を冠した通りや坂などもある。
【建設の経緯】
この私邸は、明治14年から86歳で逝去される昭和9年5月30日まで住まわれていたもので、逝去後に発足した東郷元帥記念会が昭和12年11月に私邸を東京市に寄贈。翌13年11月に記念館として一般公開された。 更に昭和17年、旧邸の東側隣接地の寄附を受けたことで、南側に隣接する昭和4年開園の上六公園(復興小公園)と合わせて東郷元帥記念公園として開園した。なお、東郷記念館は昭和20年3月の空襲で焼失した。 現在、令和8年度末を目標に改修工事が行われている。
また、隣接する九段小学校は、東郷元帥に因み太平洋戦争期には東郷国民学校という名称であった。
【東郷坂】
東郷私邸の西側に沿った南北の坂。長さ約125m。元は法眼坂と呼ばれていたが、明治38年10月、日本海海戦の勝利を記念して麹町区議会で決定した歴史ある名称。東郷元帥の凱旋を記念して造られた砲弾型の東郷坂記念碑は戦後撤去された。
【東郷通り】
靖国通りから入って、東郷坂、行人坂までを云う。道路通称であるが、いつ命名されたかは定かでなはい。
所在:千代田区三番町

東郷公園前交差点
改修工事中
公園南側の低地(旧上六公園部分)
東郷坂:坂下から坂上を望む。右手が東郷公園
東郷元帥記念公園周辺地図
「東郷通り」サイン
公園名標柱

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