洲崎特攻基地

海軍特攻基地

(第18突撃隊第59震洋隊)
勝山に本部を置いた第18突撃隊隷下の第59震洋隊の基地が置かれていた。 震洋とは、ベニヤ製モーターボートの艇首に250s爆弾を搭載した水上特攻兵器である。 第59震洋隊は、昭和20年6月25日に配属されたが、本隊は波左間に置かれ、洲崎には、第1艇隊(12隻)が配備されていた。 洲崎基地は、洲ノ崎航空隊の兵員らによって早くから建設が進められており、5月末には概成し、斜路や居住区なども7月中旬完成した。 終戦時の引き渡し文書によると、震洋艇11隻のうち、格納壕に9隻、沈没が2隻と記されている。現在は、横穴壕2基が確認できたのみである。

配置図

震洋格納壕配置図

桟橋

@壕

搬出路

A壕

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