太平洋戦争末期、米軍の本土上陸に対する房総半島南部の備えは、陸軍の東京湾兵団の担任であり、南房総地区への敵上陸阻止及び、三浦半島と協力して敵の東京湾突破を阻止すべく防備を固めていた。海軍も沿岸部に防備衛所や特設見張所を設置したほか、震洋、回天などの水上水中特攻基地や桜花射出基地などを設け敵上陸に備えていた。今でも当時の遺構が数々残されており、戦争の事実を今に伝えている。
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