忠魂碑(五所神社)

軍事遺物
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昭和10年5月27日に軍友会によって建立された。当初は、地域の日露戦争以降の戦没者を合祀していたものと推測されるが、昭和51年5月19日にその後の大東亜戦争の戦没者が追記され、合祀された。これは、戦後の昭和25年に設立された湯河原頌徳社奉賛会の創立30周年を記念して行われたもので、現在301柱の英霊を合祀している。手前の一対の灯籠には「芳名萬古」と「千載不朽」の文字が刻まれている。
忠魂碑脇には、日露戦争の戦没者6柱を合祀した慰霊碑も建てられている。 また、隣接する頌徳社には、英霊301柱に加え、郷土の自治功労者100余柱が祀られている。
所在:五所神社(湯河原町)

(刻字)
碑正面:
「忠魂碑
  陸軍大将 本庄繁 書」
碑裏面:
「(日露戦争戦没者9柱の戦没年月日、階級、勲功、姓名)
殉国の士
(292柱の姓名)
昭和十年五月二十七日建之
湯河原頌徳社奉賛会 昭和五十一年五月十九日追記 菅井石材」