日支事変における軍用動物の供養碑。昭和13年7月に檀徒惣代によって同寺境内に建立された。ほぼ1年後に同事変の戦病没者供養碑が建立されている。現在は「日支」及び「日清・日露」の供養碑と並んでいるが、当初は別の場所に建てられていたと推測される。理由はわからぬが、この時期、同寺では各戦役における供養塔建立の機運の高まりがあったのであろう。
所在:寿徳寺(北区)
(刻字)
碑正面:「馬頭観世音 日支事變軍用馬頭鳩犬戰傷病亡 各霊供養」
碑右面:「檀徒惣代 松本久三郎 越部阿久太郎 石山彌吉」
碑左面:「昭和十三年七月本願壽徳寺現住宥弌」