太平洋戦争戦病死者供養塔(寿徳寺)

軍事遺物

寿徳寺檀家における太平洋戦争戦病没者の供養碑。平成元年12月18日開眼された。碑文によると終戦から45回忌にあたる平成元年に慰霊と平和の祈りを込めて建立したとある。境内には、ほかに「日中」及び「日清・日露」の供養碑も建てられている。
所在:寿徳寺(北区)

(刻字)
碑正面:「(梵字のア)太平洋戦争戦病死者供養塔」
碑右面:「三年八ヶ月におよぶ戦争は昭和二十年八月十五日に終り兵士と民間人そして相手諸国に多数の犠牲者を出したが終戦時より四十五回忌にあたる本年元号の変更があり経済繁栄のなかに戦没者慰霊と世界平和の風化をおそれて供養塔建立を発願するものである  合掌」
碑左面:「供養塔建立協賛者(44名の氏名)」
碑裏面:「平成元年八月十五日発願 平成元年十二月十八日開眼
真言宗豊山派南照山観音院 寿徳寺 第廿四世住職 新井慧誉
昭和逝く いくさ語らぬ 夏木立 喜代子 筆慧誉一平 刻石治」

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