旧有馬村における明治以降の各戦役の従軍者名を記録した記念碑である。字ごとに計328名の姓名が刻されている。昭和44年7月に明治百年記念事業として海老名町の郷友会が建立した。
海老名町は、昭和30年7月20日に海老名村と有馬村が合併して発足した町で、昭46年11月1日に市制施行し現海老名市になる。
この地は、旧有馬村の戦没者慰霊の地で、ほかに忠魂碑と義勇奉公の2基の石碑が建てられている。
碑高120p、幅189p、厚さ32p、台石高50p
所在:有馬小前専有地(海老名市)
(刻字)
碑正面:
「從軍者氏名(順不同)
中河内
宇田佐輔 尾上勇 鈴野幸治 宇田光重 熊澤光一 宇田勝 金指喜一 重田一郎 木利一 尾上功 遊作五三六 遊作造 佐藤明 遊作良定 加々宮俊 加々宮達 遠藤萬吉 加々宮輝雄 尾上宗三 宮崎武 大谷憲藏 大谷増司 橋本速雄 遊作勤勸 後藤年光 宇田浩 宮崎一二 尾上祝
中野
平本九三 清水憲司 市川繁明 平本権之助 落合道廣 平本孝吉 市川和吉 西海峰治 西海博 西海為吉 西海登 清水博 市川正雄 市川正之助 牛村富三 牛村庄次 中島喜吉 平本明 中島藤雄 中島一郎 中島吉造 中島時 中島富作 新戸軍 中島吉三 平本誠一 新戸正令 新戸光雄 落合堅
社家
小俣峯松 小俣安男 小俣操 小俣壽春 落合祐治 落合福 落合貞保 小俣新治 落合忠治 落合章 沢覚義 落合久良 落合正良 古泉精一 岡村正 水島次郎 五島常政 木國三 天野保矩 落合貞吉 落合保寿 落合利 落合謙次 沢仁 橋仙藏 清水吉英 内田精三 小松正三 遠藤久元 大谷謙藏 古泉鮮三 大住真澄 水島一義 大矢義雄 大滝今朝見 清水幸吉 桑島佐太郎 落合嘉忠 落合喜一 鶴指輝美 安藤成夫 安藤光忠 安藤誠一 安藤憲美 安藤源太郎 安藤弘 梅原晴夫 安藤忠 落合吉郎 與安春吉 井出正保 木栄三 小松道次 小松太郎 古谷榮 小松儀作 富田保利 森谷操 與安角治 米山吉五郎 大矢正元 鈴木國雄 木善三 村田仁
今里
遠藤要 中野清太郎 井上秀之 中野万平 三田三郎 内田桂 中野実 神部明 中野武重 三田吉男 安藤寛世 三田トシ子 中野宗一 三田喜太郎 奥田頼亮 内田正吉 中野正治 木内勲 蜩c唯夫 和田春吉 曽我勘次郎 西山松二 松本操 宮台松治 曽我重治 加藤金作 曽我雪信 内山徳三 西山与一
上河内
古泉要一 青木昇 古泉茂 古泉尚保 古泉仁 服部静 宮台信行 吉田敏秋 橋十郎 川口廣吉 大貫年一 古泉正直 宮臺一雄 宮臺照安
杉久保
小澤彰 木島桂 石井正次 和田俊三 和田倭雄 金子光治 宮代茂雄 木内若葉 佐藤富松 橋勇 恩馬知秋 柳田利治 大貫隆 蜩c格太郎 橋清司 柳田菊次 宮代英一 村山祐吉 青木久作 村山伊代次 三竹富次郎 青木茂 武田常男 金指清介 村山俊造 矢野喜男 金指元治 宮代勝美 宮代省三 田崎幸雄 柳田磯吉 金指達夫 金指昭二 見上松夫 鴨志田正男 鈴木武男 橋本登喜 橋福松 平出п@熊沢光廣 大貫一三 平出東 橋定雄 大貫清三 橋四郎 川口正久 橋一雄 川口一美 和田志道
本郷
橋本忠雄 池亀義忠 橋本實 橋本良雄 古郡英男 楡井辰爾
大矢正治 橋本利春 橋本勝三 臼井正雄 鈴野榮 池亀喜作 池亀五郎 橋本周平 橋本日出男 楡井俊雄 秋山留助 鴨志田亮平 鴨志田茂 古郡治久 石井博恭 森善治 古郡胤文 中島優 森勝 浜田勝 鈴木宇平 鈴木良夫 鈴木京一 鴨志田金作 矢口銀次郎 安藤喜代治 古郡聖三 大久保是彰 岡本八郎 鴨志田勇 鴨志田祐二 出井清春 井上六三郎 古郡善三 安藤昇治 長田昇 永井良男 浜田鑛 猪熊利夫 岡本平八郎 相原正士 岡本連作 鴨志田三郎 猪熊弥一 古郡守正 古郡知夫 浜田春雄 富樫四郎 浜田喜代司 浜田勲 浜田二郎 浜田清 浜田源太郎 浜田松永 浜田宗太郎 二見好勇 浜田公平 浜田宗一郎
細川為藏 細川利一 大熊利春 浜田孝 浜田正作 清田勇 佐藤典司 清田正雄 佐藤政次 清田勇 武井平八郎 武井一也 広崎登喜雄 吉川均 武井重平 小関栄三郎 廣嵜隼太郎 吉川礼治 清田由良雄 清田皓一 吉川順 清田勘治 根村猛男
門沢橋
池谷吉愛 石井春吉 今井喜久雄 今井新治 大沢貞 大澤主計 大澤忠藏 大久保政一 神部隆克 神部春吉 神部一 神部文夫 神部邦次 神部稔 田村芳朗 内田助次 二見友直 小泉操 小針正雄 左藤貞良 左藤究 佐野清 青木嘉一郎 青木吉郎 青木勝 平本宗次 鈴木茂 相原賢太郎」
裏面:
「明治六年徴兵令が施行され国民皆兵となり 我等が先輩は各戰役に参加大いに国威を宣揚した 昭和二十年大東亜戰爭の終結により七十年の歴史をとじたがその遺勲を顕彰するため有志相謀り明治百年記念事業として茲に従軍者の名を刻み永く後世に伝える
昭和四十四年七月 海老名町郷友会」