原爆慰霊碑(大船観音寺) |
軍事遺物 |
戻る |
昭和45年4月18日、神奈川県原爆被災者の会が、大船観音寺の境内に「原爆犠牲者慰霊碑」を建立しました。慰霊碑に爆心地の西蓮寺から地蔵尊の土台石、長崎の浦上天主堂からも石が寄贈され、それぞれの被爆石は千羽鶴が刻まれた筏にのせられ、その台座には被爆者が平和の丘に向かう姿が描かれています。(以上、大船観音寺しおりより抜粋) 慰霊碑の一郭には、昭和60年8月に建立された「平和祈念塔」や平成2年7月29日建立の「原爆の火の塔」もあります。また、説明板には以下の記載があります。 「被爆二十五周年記念 慰霊碑 一九七〇年(昭和四十五年)完成 この慰霊碑は、神奈川県の原爆死没者の霊を合祀し、みたまを慰めるために、県下在住の被爆者が「財団法人大船観音協会」の関係者(代表五島慶太氏)のご好意により、この地に慰霊碑を建立することができました。 慰霊碑は、広島・長崎の爆心地の石及びビキニで被爆した第五福竜丸の遺品を添え千羽鶴を刻んだ橇に乗せ、被爆者が平和の丘に向かう姿を表しています。 この慰霊碑の地蔵土台石(二〇〇kg)は広島の爆心地の西蓮寺から、被爆石(五〇kg)は長崎の浦上天主堂から、碑内に納められたケロイド状の瓦は広島原爆資料館から寄贈されたものです。 慰霊碑のカロートには亡くなられた被爆者の氏名を刻んだ御影石の名札が納められています。」 |
中央、浄財の左が平和祈念塔、右が原爆慰霊碑、更にその右に原爆の火の塔(灯篭)がある。 |