横須賀港は江戸時代末期の横須賀製鉄所建設を契機として、横須賀鎮守府や横須賀海軍工廠などの各種海軍施設が次々と設置され、帝国海軍の最重要拠点として威容を誇っていました。戦後も、アメリカ海軍及び海上自衛隊に引き続き使用され世界有数の海軍基地としての地位を守っています。
2008年から猿島航路を運行するトライアングルが、横須賀軍港めぐりと称してこの横須賀港と長浦港をめぐる定期航路を開始しました。同社のパンフレットによると「世界最大最強のアメリカ海軍第7艦隊、日本最大の海上自衛隊艦船基地、軍港横須賀の今をその目で」とうたわれています。
実際のクルーズではガイドが、停泊している艦船や現在の施設について楽しく丁寧に案内してくれて、これが人気の一つになっています。
本サイトでは少し趣向を変えて、ガイドでは紹介されない(最近どうかはわかりませんが…)主に旧海軍施設に焦点をあてたヴァーチャルクルーズです。このサイトを見てから乗船いただくと横須賀、長浦軍港の戦争遺跡としての魅力がさらに深まることと思います。
(平成8年作成をアップデートしています。)
―YOKOSUKA軍港めぐり―
・運賃:大人2,000円、小学生1,000円(平日料金、団体料金有)
・出港時刻:11:00、12:00、13:00、14:00 15:00 周遊時間:約45分
*10:00便、16:00便が不定期運航
・6か月前から前日まで予約可能です。⇒予約サイト
運行会社:潟gライアングル 046-825-7144(令和5年8月1日現在)