第十六突撃隊(下田)

海軍特攻基地

(第16突撃隊)
横須賀鎮守府隷下の第一特攻戦隊に属し、伊豆半島の西岸担当の第15突撃隊に対し、東岸を担当する水中・水上特攻部隊。本部は下田におかれ、司令は小山大佐。主力は震洋隊であり、第51震洋隊が湊基地、第57震洋隊が下田基地、第137震洋隊が長津呂基地、第140震洋隊が稲取基地に配置された。 このほかに、第6海龍隊が下田基地に、第13回天隊が網代基地に配置された。 しかし、網代の回天基地では回天の配備は間に合わず、また真鶴基地については、海軍資料からはその存在が確認できず、基地構築中に終戦となり部隊の進出もなかったものと推測している。 また、基地防衛のために網代、稲取、下田に水平砲台、更に本部のある下田には防空砲台と探照灯、長津呂には特設見張所が準備されていた。

基地名  (配備予定兵器)
下田基地 (震洋、海龍)
真鶴基地 (海龍)
網代基地 (回天)
稲取基地 (震洋)
湊基地 (震洋)
長津呂基地 (震洋)

関連施設
下田水平砲台
下田探照灯

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